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レットヴィモ ® (セルペルカチニブ)
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
<効能共通>レットヴィモ(セルペルカチニブ)の副作用「QT間隔延長」の対処法、モニタリング方法は?
QT間隔延長があらわれることがあるので、セルペルカチニブの投与開始前、開始後1週間時点及び投与開始後6ヵ月間は毎月1回、心電図及び血清電解質検査を行ってください。異常が認められた場合には、セルペルカチニブを休薬、減量又は中止するなど、適切な処置を行ってください。
[解説]
QT間隔延長があらわれることがあるので、セルペルカチニブの投与開始前には患者さんのQTc間隔が470 msec以下であることを確認するとともに血清電解質検査(カリウム、マグネシウム等)を行ってください1)。
心電図及び血清電解質検査を、投与開始後1週間時点及び投与開始後6ヵ月間は毎月1回行い、以降も必要に応じて行ってください1)。また、必要に応じて電解質補正を行ってください1)。
異常が認められた場合には、以下の基準を考慮して、休薬、減量又は中止するなど、適切な処置を行ってください1)。
副作用 |
程度注) |
処置 |
QT間隔延長 |
QTc間隔>500 msec |
QTc間隔<470 msecに回復するまで休薬し、回復後は1段階減量して投与再開できる。 2段階減量した用量で投与中に再発した場合には、中止する。 |
重篤な不整脈を疑う所見や症状が認められた場合 |
中止する。 |
注)グレードはNCI-CTCAE ver.4.03に準じる。
臨床試験時のモニタリング方法及び対処法の詳細は、適正使用ガイドを参照してください。
[引用元]
最終更新日: June 2024
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