レットヴィモ ® (セルペルカチニブ)
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<効能共通>レットヴィモ(セルペルカチニブ)の副作用「過敏症(発疹、発熱等の症状を伴う遅発性の過敏症)」の対処法は?
発疹、発熱等の症状を伴う遅発性の過敏症があらわれることがあります。異常が認められた場合には、セルペルカチニブを休薬、減量又は中止するなど、適切な処置を行ってください。
発疹、発熱等の症状を伴う遅発性の過敏症があらわれることがあります1。
グレード1~4の過敏症(アナフィラキシー等の重篤な過敏症を除く)が発現した場合には、回復するまで休薬し、副腎皮質ステロイドの全身投与を考慮してください1。
回復後は、副腎皮質ステロイドを併用しながら、セルペルカチニブを3段階減量して投与を再開できます1。
再開後に7日以上再発しない場合には、1段階ずつ発現時の用量まで増量できます。増量後に7日以上再発しない場合には、副腎皮質ステロイドを漸減してください1。
過敏症発現時の用量調節2
*セルペルカチニブの減量の目安
なお、LIBRETTO-001試験においてセルペルカチニブの過敏症が疑われた場合、以下の対処方法が推奨されていました2。
・セルペルカチニブの過敏症が疑われる場合は、本剤を休薬し、プレドニゾン注)1mg/kg(又はこれに相当するステロイド)による治療を開始すること。回復すれば、ステロイドを同用量で継続しながら、セルペルカチニブを40mg1日2回に減量し、投与を再開することができる。
・セルペルカチニブ再開後7日以上経過し、臨床的に重大な過敏症の再発が認められなければ、セルペルカチニブの用量を80mg1日2回、120mg1日2回及び160mg1日2回に漸増してもよい。最終用量で7日以上忍容性に問題が見られなければ、ステロイドを漸減することができる。
注)本邦未承認
臨床試験時のモニタリング方法及び対処法の詳細は、適正使用ガイドを参照してください。
1. レットヴィモ 電子添文
最終更新日: November 2022
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