エムガルティ ® (ガルカネズマブ(遺伝子組換え))
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ガイドラインでのエムガルティ(ガルカネズマブ)の位置づけは?
頭痛の診療ガイドライン2021 「 CQⅡ-3-2片頭痛の予防療法にはどのような薬剤があるか」において、ガルカネズマブは、「推奨の強さ:強い、エビデンスの確実性:A、副作用:まれ、薬効のgroup:1」と位置づけられています。
[解説]
<国内>
・頭痛の診療ガイドライン20211)
頭痛の診療ガイドライン2021 「 CQⅡ-3-2片頭痛の予防療法にはどのような薬剤があるか」において、ガルカネズマブは、「推奨の強さ:強い、エビデンスの確実性:A、副作用:まれ、薬効のgroup:1」と位置づけられています。
なお、同ガイドラインに記載されている各薬剤評価の分類は以下の通りです。
推奨の強さ:(強い、弱い) エビデンスの確実性:(A:高、B:中、C:低) 副作用:(まれ、まれ~時々、時々、時々~頻繁、頻繁) 薬効group:(Group1:有効、Group2:ある程度有効、Group3:経験的に有効、Group4:有効、副作用に注意、Group5:無効) |
・片頭痛のガルカネズマブ療法ガイドライン(暫定版)2)
緒 言
CQ 1 CGRPは片頭痛の病態にどのように関与をしているか
CQ 2 抗CGRP抗体は片頭痛の予防に有効か
CQ 3 抗CGRP抗体(ガルカネズマブ)はどのような患者に使用するか。またどのように投与するか
厚労省最適使用推進ガイドラインガルカネズマブ(遺伝子組換え)
<海外>
海外のプライマリケア向けに米国頭痛学会AHS Consensus Statement3) 及びEU頭痛連盟からEHF Recommendations4)にガルカネズマブを含め抗CGRP抗体の臨床的位置づけに関して、専門家の意見としての記載があります。
1. 「頭痛の診療ガイドライン」作成委員会(編). 日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会(監修). 頭痛の診療ガイドライン2021. p.197, : 医学書院
3.American Headache Society. Headache. 2019;59(1):1-18(CNS31582)
4.Sacco S, et al. J Headache Pain. 2022;23:67(CNS31666)
最終更新日: July 2022
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