Skip To Main Content
Lilly
Menu closed
Lilly
  • Account ログイン/アカウント登録
  • ホーム
      • 製品一覧
        • アリムタ
        • イブグリース
        • インスリン グラルギンBS注「リリー」
        • エビスタ
        • エムガルティ
        • オルミエント
        • オンボー
        • ケサンラ
        • サイラムザ
        • サインバルタ
        • ジェムザール
        • ジャイパーカ
        • ジャディアンス
        • ストラテラ
        • ゼップバウンド
        • トラディアンス 配合錠
        • トルツ
        • トルリシティ
        • ヒューマトロープ
        • ヒューマトローペン
        • ヒューマペン サビオ
        • ヒューマリン
        • ヒューマログ
        • フォルテオ
        • ベージニオ
        • マンジャロ
        • ルムジェブ
        • レイボー
        • レットヴィモ
    • 各種お知らせ
      • すべて
        • 糖尿病
        • 低血糖
        • 片頭痛
        • アルツハイマー病
        • 乳癌
        • 甲状腺癌
        • 肺癌
        • アトピー性皮膚炎
        • 円形脱毛症
        • OnPALETTE 乾癬性関節炎ハンズオン教育プログラム
        • 乾癬性関節炎
        • 関節リウマチ
        • 肥満症
      • 使用期限検索
      • 資材ネット発注
      • 規定された保管温度を超えてしまった場合の安定性確認ツール
      • MSLとの面談予約(会員医師限定)
  • お問い合わせ
Lilly

リリーメディカル を離れようとしています。

よろしければ「続行」をクリックしてください。

  1. ホーム Right
  2. 製品一覧 Right
  3. レイボー (ラスミジタンコハク酸塩) Right
  4. レイボー(ラスミジタン)の臨床試験における「傾眠」の発現機序、発現状況、対処法は?
製品情報の検索
Step2. キーワードを入力し、検索
Chatbot チャットボットで問い合わせる

当社製品の副作用・不具合に関わると思われる事項につきましては、必ずお電話(0120-360-605)にてお問い合わせいただけますようお願いいたします。

レイボー ® (ラスミジタンコハク酸塩)

レイボー 製品ページを閲覧

以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。

FAQ Question FAQ Question faq-answer-q

レイボー(ラスミジタン)の臨床試験における「傾眠」の発現機序、発現状況、対処法は?


FAQ Answer FAQ Answer faq-answer-a

ラスミジタンの国内外の臨床試験における傾眠の発現割合は、SPARTAN(LAHK)試験及びSAMURAI(LAHJ)試験の併合解析では5.5%、MONONOFU(LAIH)試験では19.3%でした。発現機序については、ラスミジタンの中枢移行性による中枢神経系への影響が考えられます。 傾眠は多くの場合、軽度で一過性ですが、症状がつらい場合は無理をせず安静にし、気になる症状があれば医師又は薬剤師に相談するようご指導ください。

[解説]

「傾眠」の発現機序、発現状況(発現頻度、重症度、発現時期、持続時間)、対処法は、以下のとおりです。


《発現機序》

ラスミジタンによる傾眠の発現機序については、三叉神経系や視床、大脳皮質の神経細胞やシナプスに発現しているセロトニン1F受容体の脳の神経細胞への発現が認められていること、及びラスミジタンの中枢移行性から1)~4)、中枢神経系への影響によるものと考えられますが、明確な発現機序については不明です。


《発現状況(発現頻度、重症度、発現時期、持続時間)》

◆発現頻度

片頭痛患者を対象とした外国第III相臨床試験SPARTAN(LAHK)試験及びSAMURAI(LAHJ)試験の併合解析における、全ラスミジタン群での傾眠の発現割合は5.5%(175例)でした(表1)5)。


また、片頭痛患者を対象とした国内第II相臨床試験MONONOFU(LAIH)試験における、全ラスミジタン群での傾眠の発現割合は19.3%(92例)でした(表2)6)。


なお、「傾眠」について、実際に報告された事象名で多かったものは「眠気」でした7)。


表1)TEAEの発現割合(安全性解析対象集団)(SPARTAN[LAHK]試験及びSAMURAI[LAHJ]試験の併合解析)5)


ラスミジタン50 mg群

(n=654)

ラスミジタン100 mg群

(n=1265)

ラスミジタン200 mg群

(n=1258)

全ラスミジタン群

(n=3177)

傾眠

35例

(5.4%)

65例

(5.1%)

75例

(6.0%)

175例

(5.5%)

MedDRA version 21.0


表2)TEAEの発現割合(安全性解析対象集団)(MONONOFU[LAIH]試験)6)


ラスミジタン50 mg群

(n=87)

ラスミジタン100 mg群

(n=208)

ラスミジタン200 mg群

(n=182)

全ラスミジタン群

(n=477)

傾眠

7例

(8.0%)

44例

(21.2%)

41例

(22.5%)

92例

(19.3%)

MedDRA/J version 23.0


◆重症度

SPARTAN(LAHK)試験及びSAMURAI(LAHJ)試験の併合解析における、傾眠を発現した症例の最大重症度は、軽度62.9%(110/175例)、中等度32.6%(57/175例)、高度4.6%(8/175例)でした。


◆発現時期、持続時間

SPARTAN(LAHK)試験及びSAMURAI(LAHJ)試験の併合解析における、全ラスミジタン群での傾眠の発現までの時間(中央値)は0.7時間、傾眠の持続時間(中央値)は3.9時間でした(表3)5)。


また、MONONOFU(LAIH)試験における、全ラスミジタン群での傾眠の発現までの時間(中央値)は0.9時間、傾眠の持続時間(中央値)は3.3時間でした(表4)6)。


表3)TEAE発現までの時間及びTEAEの持続時間(安全性解析対象集団)(SPARTAN[LAHK]試験及びSAMURAI[LAHJ]試験の併合解析)5)


ラスミジタン50 mg群

ラスミジタン100 mg群

ラスミジタン200 mg群

全ラスミジタン群

発現までの時間の中央値(時間)

傾眠

0.75

0.70

0.65

0.70

持続時間の中央値(時間)

傾眠

2.85

3.80

4.00

3.90


表4)TEAE発現までの時間及びTEAEの持続時間(安全性解析対象集団)(MONONOFU[LAIH]試験)6)


ラスミジタン50 mg群

ラスミジタン100 mg群

ラスミジタン200 mg群

全ラスミジタン群

発現までの時間の中央値(時間)

傾眠

1.6

(0.9-2.2)

0.9

(0.5-1.6)

0.8

(0.5-1.4)

0.9

(0.5-1.6)

持続時間の中央値(時間)

傾眠

3.0

(2.0-3.5)

3.5

(2.0-6.6)

3.2

(2.0-5.0)

3.3

(2.0-5.8)

中央値(第1四分位数-第3四分位数)


《対処法》

予期しない有害事象に対して不安を感じる患者さんも多いため、患者さんには事前に傾眠などがあらわれる可能性があることをご説明ください7)。


また、患者さんには、症状がつらい場合は無理をせず安静にするようご説明のうえ、気になる症状があれば医師又は薬剤師に相談するようご指導ください7)。


有害事象の程度が強い場合など、より良好な忍容性が必要となる場合は、次回処方時に50 mgに減量するなどの投与量の調整をご検討ください7)。


《有害事象の定義》

有害事象(TEAE)

治験薬投与後48時間以内の有害事象。

重篤な有害事象(TE-SAE)

治験薬投与後48時間以内の重篤な有害事象。

有害事象(AE)

割り付け後、試験完了までの期間のすべての有害事象。



[引用元]

  1. Rubio-Beltrán, E. et al.: Pharmacol Ther, 186: 88-97, 2018(CNS31629)

  2. Clemow, D. B. et al.: J Headache Pain, 21(1): 71, 2020(CNS31603)

  3. Kovalchin, J. et al.: Cephalalgia, 36(Suppl1): 103, 2016(CNS31631)

  4. Labastida-Ramírez, A. et al.: Pain, 161(5): 1092-1099, 2020(CNS31632)

  5. レイボー申請資料概要 CTD表2.7.4.2-7,2.7.4.2.1.2.1,2.7.4.1.1.2.2 (承認時評価資料)

  6. レイボー申請資料概要 CTD表2.7.4.2-20,2.7.4.2.1.2.4 (承認時評価資料)

  7. レイボー適正使用ガイド



[略語]

MedDRA = ICH(医薬品規制調和国際会議)国際医薬用語集

MedDRA/J = ICH(医薬品規制調和国際会議)国際医薬用語集日本語版

最終更新日: August 2024

この情報はお役に立ちましたか?

お探しの情報が見つからない場合は、こちら よりお問い合わせください。

  • 研究者主導研究(IIR)
  • ウェブサイトご利用上の注意
  • 個人情報の保護について
  • アクセシビリティに関して
  • 販売情報提供活動に関するご意見
     

    18歳未満の方向けに制作されたサイトではございません

    VV-MED-134539 このサイトは日本国内の医療従事者の方のみを対象としています。

    Copyright © 2025 Eli Lilly Japan K.K. All rights reserved. 無断転載を禁じます。

    Lilly