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エムガルティ ® (ガルカネズマブ(遺伝子組換え))
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
他の片頭痛発症を抑制する薬剤(片頭痛予防薬)からエムガルティ(ガルカネズマブ)への切り替えは?
他の片頭痛予防薬からガルカネズマブへの切り替え試験は行われておらず、データはありません。
[解説]
他の片頭痛予防薬からガルカネズマブ(以下、本剤)への切り替え試験は行われておらず、データはありません。
他剤で効果不十分な片頭痛患者(反復性及び慢性)を対象とした国際共同第III相試験(CGAW試験 / CONQUR試験)では、他の片頭痛予防薬の使用を、本剤投与開始の35日以上前に中止しました1)。
〈参考情報〉
CGRP 関連新規片頭痛治療薬ガイドライン(暫定版) CQ-6には、既存の予防薬とCGRP関連抗体薬の併用療法について、以下の記載があります。
CGRP関連抗体薬と既存の予防薬の併用療法のエビデンスは現時点で不十分であるが、臨床試験や海外の実臨床において広く行われていることより、既存の予防薬に一定の効果がある場合は、CGRP関連抗体薬の併用が勧められる2)。
既存の予防薬にCGRP関連抗体薬を併用した場合は、4~12週間を目途にCGRP関連抗体薬の効果を判定し、症状の改善が認められれば、既存の予防薬の減量、中止を検討する2)。
(強い推奨、エビデンスの確実性:B)
[引用元]
エムガルティ申請資料概要 CTD2.7.6.7.1(承認時評価資料)
最終更新日: April 2024
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