ジェムザール ® (ゲムシタビン塩酸塩)
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
ジェムザール(ゲムシタビン)による発熱はどのくらいの頻度で見られるか?
ゲムシタビン投与により、発熱が10%以上で見られます。
[解説]
ゲムシタビン投与により、発熱が10%以上で見られます1)。
ゲムシタビン単剤で実施された非小細胞肺癌の承認時の臨床試験では、31.8%(101/318)で発熱が報告されています2) 7)。
膵臓、胆道、及び尿路上皮癌の承認時の臨床試験では、それぞれ次の頻度で報告されています。
膵癌:27.3%(3/11)3) 7)、胆道癌:37.5%(15/40)4) 7)、尿路上皮癌:45.5%(20/44)5) 7)
また、膵癌患者890例(ジェムザール安全性評価対象855例、うち化学療法未治療788例)を対象としたジェムザール市販後調査においては4.7%(40/855)で報告されています3) 6)。
[引用元]
ジェムザール 審査報告書
Ioka, T. et al.: Safety and Effectiveness of Gemcitabine in 855 Patients with Pancreatic Cancer under Japanese Clinical Practice Based on Post-marketing Surveillance in Japan. Japanese Journal of Clinical Oncology, 43(2): 139-145, 2013(ONC30601)
最終更新日: March 2023
お探しの情報が見つからない場合は、こちら よりお問い合わせください。