イブグリース ® (レブリキズマブ (遺伝子組み換え))
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イブグリース(レブリキズマブ)の投与において、注射部位反応や疼痛を予防するために推奨される方法などはあるか?
レブリキズマブに特有の対処方法はありません。
[解説]
レブリキズマブに特有の対処法はありません。
注射部位の痛みに対する一般的な対処法としては以下のような方法が報告されています1,2)。
注射部位をあらかじめ冷却しておく
周囲圧迫方法(注射部位の近くを親指で圧迫しておき、注射して、針を抜くときも同様に圧迫しながらゆっくり抜く。意識が圧迫部位に移るので痛みの軽減になる)
話しかけ等して気を紛らわす
腹部をへこませる(患者の注意が注射の痛みより腹部をへこませることに向けられる)など
注射部位反応や疼痛が認められた場合には、その程度に基づき、レブリキズマブの投与中止を含めてご検討をお願いいたします。
<参考>
国内第Ⅲ相試験[KGAL試験(Adhere-J)試験]の全投与期間(導入期+維持期、0-68週時)※1における注射部位反応の発現割合は、全レブリキズマブ群19/276例(6.9%)でしたが、いずれも投与中止には至りませんでした3,4)。
※1:エスケープ群を含めて導入期と維持期を合わせた68週間の投与期間でレブリキズマブを投与されたすべての被験者(全レブリキズマブ群)のデータ
[引用元]
宮坂勝之:EXPERT NURSE 20(8);19-20,2004
竹林牧子:EXPERT NURSE 18(13);56-57,2002
イブグリース申請資料概要CTD2.7.4.4.2.5.1(承認時評価資料)
イブグリース申請資料概要CTD2.7.4.5.10.6.5(承認時評価資料)
最終更新日: January 2024
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