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ケサンラ ® (ドナネマブ(遺伝子組換え))
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
アミロイドβ病理が確認できていないアルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の患者にケサンラ(ドナネマブ)を投与することは可能か?
電子添文には、アミロイドPET又は脳脊髄液(CSF)検査などの承認を受けた診断方法によってアミロイドβ病理を示唆する所見が確認され、アルツハイマー病と診断された患者のみに使用するよう規定されています。 ドナネマブは、アミロイドβ病理を示唆する所見が確認され、アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)及び軽度の認知症と診断された患者のみに投与してください。
[解説]
ドナネマブは、ミクログリアによる貪食作用を介したアミロイドβプラーク除去を促進すると考えられている薬剤であり1)、アミロイドβ病理が確認されていない患者への投与は適応外となります。
電子添文には、アミロイドPET又は脳脊髄液(CSF)検査などの承認を受けた診断方法によってアミロイドβ病理を示唆する所見が確認され、アルツハイマー病と診断された患者のみに使用するよう規定されています1)。
ドナネマブは、アミロイドβ病理を示唆する所見が確認され、アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)及び軽度の認知症と診断された患者のみに投与してください。
[引用元]
[略語]
CSF=脳脊髄液
MCI=軽度認知障害
PET=陽電子放出断層撮影法
最終更新日: August 2024
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