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以下は適正使用情報として、本邦の承認事項以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤使用に際して、ケサンラ 製品ページ にある最新の電子添付文書をご確認ください

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ケサンラ(ドナネマブ)の相互作用は?


FAQ Answer FAQ Answer faq-answer-a

血液凝固阻止剤、血小板凝集抑制作用を有する薬剤及び血栓溶解剤は、ドナネマブとの併用によりARIA-H 又は脳出血を助長する可能性があることから、併用注意です。なお、ドナネマブはモノクローナル抗体であり、一般的な内因性IgG と同様に異化経路により分解されることから、代謝酵素の阻害や誘導はないと考えられます。また、CYP 等の代謝酵素による代謝を受けないことから、CYP を介した基質としての薬物間相互作用の影響を受けないと考えられます。

[解説]

電子添文上、血液凝固阻止剤(ワルファリンカリウム、ヘパリンナトリウム、アピキサバン等)、血小板凝集抑制作用を有する薬剤(アスピリン、クロピドグレル硫酸塩等)及び血栓溶解剤(アルテプラーゼ等)は、ドナネマブとの併用によりアミロイド関連画像異常-脳微小出血・脳表ヘモジデリン沈着症(ARIA-H)又は脳出血を助長する可能性があることから、併用時にはARIA-H及び脳出血に注意することとされています1)


なお、ドナネマブは、免疫グロブリンGサブクラス1IgG1)モノクローナル抗体であり、一般的な内因性IgGと同様に異化経路を介して低分子ペプチドやアミノ酸に分解されることが予想されるため、活性代謝物の生成や代謝阻害、酵素誘導を引き起こさないと考えられます。また、低分子薬物の代謝及び排泄を担う薬物代謝酵素であるシトクロムP450CYP)による代謝を受けず、CYPを介した基質としての薬物間相互作用の影響を受けないと考えられます2)



10. 相互作用1)

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

血液凝固阻止剤

 ワルファリンカリウム

 ヘパリンナトリウム

 アピキサバン等

本剤との併用によりARIA-H又は脳出血が起こる可能性がある。併用時にはARIA-H及び脳出血に注意すること。

本剤の副作用としてARIA-Hの報告がある。併用により左記薬剤が出血を助長する可能性がある。


血小板凝集抑制作用を有する薬剤

 アスピリン

 クロピドグレル硫酸塩等

血栓溶解剤

 アルテプラーゼ等



[引用元]

  1. ケサンラ電子添文

  2. ケサンラ申請資料概要(20249月承認CTD2.7.2.3.5)(承認時評価資料)



[略語]

ARIA-H=アミロイド関連画像異常-脳微小出血・脳表ヘモジデリン沈着症

CYP=シトクロムP450

IgG=免疫グロブリンG

IgG1=免疫グロブリンGサブクラス1



最終更新日: July 2024

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