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ケサンラ ® (ドナネマブ(遺伝子組換え))
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ケサンラ(ドナネマブ)投与に、flortaucipir(18F)を用いたPET検査は必須か?
ドナネマブの投与に際して、電子添文上、flortaucipir(18F)を用いたPET検査の実施の必要性に関する規定はありません。また最適使用推進ガイドラインでは、「現時点におけるタウPET 検査の医療実態等を踏まえ、当面の間はタウ蓄積の検査を求めないこととする」とされています。
[解説]
ドナネマブの投与に際して、電子添文上、flortaucipir(18F)を用いたPET検査の実施が必要であるとする規定はありません。ただし、ドナネマブの投与に先立ち、flortaucipir(18F)を用いたPET検査を実施した場合はその結果等を考慮した上で、本剤投与の可否を判断することと規定されています1)。
最適使用推進ガイドラインでは、「添付文書の効能又は効果に関連する注意において、本剤の投与に先立ち、Aβ病理に関する検査結果、ADの病期、flortaucipir(18F)を用いたPET検査を実施した場合はその結果等を考慮した上で、本剤投与の可否を判断することと記載されているが、現時点におけるタウPET 検査の医療実態等を踏まえ、当面の間はタウ蓄積の検査を求めないこととする」とされています2)。
[引用元]
2. 最適使用推進ガイドライン ドナネマブ(遺伝子組換え)
[略語]
AD=アルツハイマー病
Aβ(amyloid-beta)=アミロイドβ
PET=陽電子放出断層撮影法
最終更新日: November 2024
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