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ゼップバウンド ® (チルゼパチド)
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
ゼップバウンド(チルゼパチド)を膵炎の既往のある肥満症患者に投与する際の注意点は?
膵炎の既往のある患者での検討は行われていませんが、海外の臨床試験において、膵炎の報告があります。そのため膵炎の既往のある患者に投与する場合は、膵炎が発現するリスクが高まる可能性があるため、慎重にご使用頂きますようお願いいたします。
[解説]
膵炎の既往のある患者での検討は行われていませんが、国際共同試験において、膵炎の報告があります1)。そのため膵炎の既往のある患者に投与する場合は、膵炎が発現するリスクが高まる可能性があるため、慎重にご使用頂きますようお願いいたします2)。
チルゼパチドの国際共同試験、又は国内及び海外の臨床試験では、慢性膵炎又は急性膵炎の既往歴がある患者は臨床試験から除外されていたため、膵炎の既往歴のある患者における有効性及び安全性は確認されておりません1)。
なお、チルゼパチド投与中に急性膵炎が発現した場合は、チルゼパチドの投与を中止し、再投与はしないでください。急性膵炎の初期症状(嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛等)があらわれた場合は、使用を中止し、速やかに医師の診断を受けるよう、患者への指導をお願いいたします2)。
[引用元]
ゼップバウンド申請資料概要CTD2.5.5.2.3.5(承認時評価資料)
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最終更新日: December 2024
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