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以下は適正使用情報として、本邦の承認事項以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤使用に際して、イムルリオ 製品ページ にある最新の電子添付文書をご確認ください

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イムルリオ(イムルネストラント)は生殖能を有する患者に投与できるか?


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妊娠する可能性のある女性には、イムルネストラント投与中及び最終投与後1週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明してください。 男性には、イムルネストラント投与中及び最終投与後1週間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明してください。 なお、国際共同第III相試験[JZLC試験(EMBER-3試験)]では、妊娠する可能性のある女性は、試験開始前の妊娠検査が陰性である必要がありました。

[解説]

妊娠する可能性のある女性には、イムルネストラント投与中及び最終投与後1週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明してください。

男性には、イムルネストラント投与中及び最終投与後1週間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明してください。

イムルネストラントの作用機序及び動物試験の結果から、イムルネストラントは生殖能力に有害な影響を及ぼす可能性があります。ラット及びサルを用いた反復投与毒性試験で雌性生殖器への器質的影響(卵巣嚢胞、子宮及び腟萎縮)が、また、ラットを用いた反復投与毒性試験で性周期停止並びに雄性生殖器への器質的影響(精巣精子滞留、並びに精巣上体上皮空胞化及び細胞残屑)が認められています1

なお、アロマターゼ阻害剤を含む内分泌療法歴のある、ER+かつHER2-の局所進行又は遠隔転移を有する乳癌患者を対象とした国際共同第III相試験[JZLC試験(EMBER-3試験)]では、妊娠する可能性のある女性は、試験開始前の妊娠検査が陰性である必要がありました2


避妊期間とその設定根拠について≫

イムルネストラントの妊婦又は妊娠している可能性のある女性への臨床使用経験はありませんが、イムルネストラントを妊娠ラットの器官形成期に投与した試験で、母動物毒性及び胚・胎児の発生に有害な作用が認められたこと、イムルネストラントは生物学的に意義のある遺伝毒性リスクを有しないと考えられること、1週間はヒトにおけるイムルネストラントの消失半減期(約30時間)の5倍の期間を包含することから、避妊ガイダンスを勘案し、妊娠可能な女性又はパートナーが妊娠する可能性のある男性への注意喚起として設定しました3


:イムルネストラントの承認された効能又は効果は「内分泌療法後に増悪したESR1遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌」である1



[引用元]

  1. イムルリオ電子添文

  2. Jhaveri KL, Neven P, Casalnuovo ML, et al. Imlunestrant with or without Abemaciclib in Advanced Breast Cancer. N Engl J Med. 2025;392(12):1189-1202. ONC60055

  3. イムルリオ申請資料概要CTD1.8.4(承認時評価資料)



[略語]

ER+=エストロゲン受容体陽性

ESR1=エストロゲン受容体1

HER2-=ヒト上皮細胞増殖因子受容体2陰性


最終更新日: December 2025

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