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以下は適正使用情報として、本邦の承認事項以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤使用に際して、イムルリオ 製品ページ にある最新の電子添付文書をご確認ください

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イムルリオ(イムルネストラント)と併用注意の薬剤はどのような薬剤か?


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イムルネストラントは、主にCYP3A4によって代謝され、CYP2D6、P-糖蛋白(P-gp)及び乳癌耐性蛋白(BCRP)の阻害作用を示します。 強いCYP3A阻害剤、強いCYP3A誘導剤、CYP2D6の基質となる薬剤、P-gpの基質となる薬剤、BCRPの基質となる薬剤との併用に注意が必要です。

[解説]

イムルネストラントは、主にCYP3A4によって代謝され、CYP2D6P-糖蛋白(P-gp)及び乳癌耐性蛋白(BCRP)の阻害作用を示します。

強いCYP3A阻害剤、強いCYP3A誘導剤、CYP2D6の基質となる薬剤、P-gpの基質となる薬剤、BCRPの基質となる薬剤との併用に注意が必要です(表11

なお、強いCYP3A阻害剤との併用は可能な限り避け、CYP3A阻害作用のない薬剤又は中程度以下のCYP3A阻害剤への代替を考慮してください。強いCYP3A阻害剤と併用が避けられない場合には、イムルネストラントの1回用量を200 mgに減量してください。強いCYP3A誘導剤とイムルネストラントの併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない薬剤又は中程度以下のCYP3A誘導剤への代替を考慮してください1


1)併用注意(併用に注意すること)1

薬剤名等

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

強いCYP3A阻害剤

イトラコナゾール

クラリスロマイシン

ボリコナゾール等


本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A阻害作用のない薬剤又は中程度以下のCYP3A阻害剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する場合には、本剤を減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。

これらの薬剤がCYP3Aを阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

強いCYP3A誘導剤

カルバマゼピン

リファンピシン

フェニトイン等

本剤の有効性が減弱するおそれがあるため、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない薬剤又は中程度以下のCYP3A誘導剤への代替を考慮すること。

これらの薬剤がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。

CYP2D6の基質となる薬剤

デキストロメトルファン

イミプラミン

メトプロロール等

これらの薬剤の副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。

本剤がCYP2D6を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

P-gpの基質となる薬剤

ジゴキシン

ダビガトランエテキシラート

エベロリムス等

これらの薬剤の副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。

本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

BCRPの基質となる薬剤

ロスバスタチン

サラゾスルファピリジン

シンバスタチン等

これらの薬剤の副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。

本剤がBCRPを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。



アロマターゼ阻害剤を含む内分泌療法歴のある、ER+かつHER2-の局所進行又は遠隔転移を有する乳癌患者を対象とした国際共同第III相試験[JZLC試験(EMBER-3試験)]において、ガイダンスとして提供された強力なCYP3A阻害剤は以下のとおりでした2

なお、本情報は臨床試験実施時に提供されたガイダンスであり、強力なCYP3A阻害剤に関する最新の情報については、必ず各薬剤の最新の電子添文等をご確認ください。


強力なCYP3A阻害剤:

  • Boceprevir*

  • クラリスロマイシン

  • コビシスタット

  • コニバプタン*

  • Danoprevir*及びリトナビル

  • ジルチアゼム

  • エルビテグラビル及びリトナビル

  • グレープフルーツジュース

  • イデラリシブ*

  • インジナビル*及びリトナビル

  • イトラコナゾール

  • ケトコナゾール**

  • ロピナビル及びリトナビル

  • ネファゾドン*

  • ネルフィナビル

  • ポサコナゾール

  • Ribociclib*

  • リトナビル

  • サキナビル*及びリトナビル

  • テリスロマイシン*

  • Tipranavir*及びリトナビル

  • Viekira Pak*

  • ボリコナゾール


*国内未承認薬

**内服は国内未承認薬



[引用元]

  1. イムルリオ電子添文

  2. 社内資料



[略語]

CYP=シトクロムP450


最終更新日: February 2026

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