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トルリシティ ® (デュラグルチド(遺伝子組換え))
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トルリシティ(デュラグルチド)と経口血糖降下薬の併用療法による低血糖の発現頻度は?併用薬による発現頻度の違いは?
国内第III相臨床試験(GBDQ試験)における各併用薬別の低血糖の発現頻度は以下のとおりです。
[解説]
国内第III相臨床試験(GBDQ試験)において、食事・運動療法に加えて、経口血糖降下薬単剤で血糖コントロール不十分な2型糖尿病患者を対象に、デュラグルチド0.75 mgを週1回52週間併用投与しました1)。
投与52週時までの低血糖(症候性低血糖又は血糖値が70 mg/dL以下)の発現割合は、表1のとおりです。スルホニルウレア剤併用時に増加する傾向が認められましたが、第三者の手助けを必要とした低血糖は認められませんでした1)。
表1:国内第III相臨床試験(GBDQ試験)における低血糖の発現割合1)
併用薬(n) |
低血糖a b(%) |
スルホニルウレア剤(131) |
33.6 |
α-グルコシダーゼ阻害剤(65) |
6.2 |
ビグアナイド系薬剤(61) |
3.3 |
チアゾリジン系薬剤(66) |
6.1 |
速効型インスリン分泌促進剤(71) |
9.9 |
a 52週間の発現割合
b 症候性低血糖又は血糖値が70 mg/dL以下
[引用元]
最終更新日: June 2023
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