ヒューマログ ® (インスリン リスプロ(遺伝子組換え))
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混合型ヒトインスリン製剤からヒューマログミックス25注(インスリンリスプロ混合製剤25)やヒューマログミックス50注(インスリンリスプロ混合製剤50)へ切り替える場合の方法と注意点は?
速効型インスリンを含む混合製剤とは異なり食直前(15分以内)に投与してください。また、切り替え時には薬物動態や作用特性を考慮し、必要に応じて投与量を増減するなど、慎重に行ってください。 臨床試験において切り替え時に一過性の低血糖の増加が認められたため、低血糖に注意してください。
[解説]
ヒューマログの超速効作用のため、速効型インスリンを含む混合製剤(通常食事の30分前に投与)と異なり食直前(15分以内)に投与を行ってください1) 2)。
また、他のインスリン製剤からヒューマログ混合製剤に変更する場合、その薬物動態や作用特性を考慮し、必要に応じて投与量を増減するなど、慎重に行ってください。臨床試験において切り替え時に一過性の低血糖の増加が認められたため、切り替えの際には低血糖に注意してください1) 2)。
国内第III相試験においてインスリン混合製剤30/70又は50/50を1日2回投与中の1型及び2型糖尿病患者を対象に、インスリン混合製剤30/70又は50/50をそれぞれ、ヒューマログミックス25注又は50注に切り替え投与を行った結果、インスリン投与量においては、いずれの病型においても試験開始時(インスリン混合製剤30/70又は50/50投与時)からの有意な変動は認められませんでした1) 2)。
したがって、インスリン混合製剤30/70又は50/50をヒューマログミックス25注又は50注へ切り替える場合には、既存用量を目安にして、必要に応じて投与量を増減してください。
[引用元]
ヒューマログミックス25注カート/ミリオペン 電子添文
ヒューマログミックス50注カート/ミリオペン 電子添文
最終更新日: June 2022
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