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アリムタ ® (ペメトレキセドナトリウム水和物)
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
肺線維症又は間質性肺炎の既往歴のある患者にアリムタ(ペメトレキセド)を投与してもよいか?
電子添文上、肺線維症又は間質性肺炎の既往歴のある患者に、ペメトレキセドは禁忌ではありません。ただし、肺線維症又は間質性肺炎の既往歴がある患者では、肺毒性が強くあらわれるおそれがありますので、リスクとベネフィットをご考慮頂き、慎重に投与の可否をご判断ください。
[解説]
電子添文上、肺線維症又は間質性肺炎の既往歴のある患者に、ペメトレキセドは禁忌ではありません1)。ただし、肺線維症又は間質性肺炎の既往歴がある患者では、肺毒性が強くあらわれるおそれがありますので、リスクとベネフィットをご考慮頂き、慎重に投与の可否をご判断ください。
ペメトレキセドの投与にあたっては、臨床症状(呼吸状態、咳及び発熱等の有無)を十分に観察し、定期的に胸部X線検査を行ってください1)。
また、必要に応じて胸部CT検査、動脈血酸素分圧(PaO2)、肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDO2)、肺拡散能力(DLco)等の検査を行い1)、異常が認められた場合には、減量又は休薬等の適切な処置を行ってください。
間質性肺炎等の肺毒性の発症あるいは急性増悪が疑われた場合には、直ちにペメトレキセドによる治療を中止し、ステロイド治療等の適切な処置を行ってください1)。
[引用元]
最終更新日: January 2023
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