アリムタ ® (ペメトレキセドナトリウム水和物)
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アリムタ(ペメトレキセド)による発疹が発現した際は、どのように対処したらよいか?
アリムタに関連した発疹の治療に対して、推奨される特別な方法はありません。
[解説]
ペメトレキセドに関連した発疹の治療に対して、推奨される特別な方法はありません。電子添文においては、グレード3又は4の皮膚毒性(非血液毒性)が発現した場合、投与開始前の値以下に回復するまでペメトレキセドの投与を控える必要があります。回復に十分な時間をかけるために更に投与を延期してもよいと記載されています1)。
海外で実施された臨床試験では、発疹はデキサメタゾン投与によって改善し、ペメトレキセドの治療中止で消失することが報告されています2)~4)。
[引用元]
Thödtmann, R., Depenbrock, H., Dumez, H. et al.: Clinical and pharmacokinetic phase I study of multitargeted antifolate (LY231514) in combination with cisplatin. J. Clin. Oncol., 17(10): 3009-3016, 1999(ONC06381)
Rusthoven, J. J., Eisenhauer, E., Butts, C. et al.: Multitargeted antifolate LY231514 as first-line chemotherapy for patients with advanced non-small-cell lung cancer: A phase II study. National Cancer Institute of Canada Clinical Trials Group. J. Clin. Oncol., 17(4): 1194-1199, 1999(ONC05431)
Clarke, S. J., Abratt, R., Goedhals, L. et al.: Phase II trial of pemetrexed disodium (ALIMTA, LY231514) in chemotherapy-naïve patients with advanced non-small-cell lung cancer. Ann. Oncol., 13(5): 737-741, 2002(ONC10209)
最終更新日: February 2023
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