製品情報の検索
ジェムザール ® (ゲムシタビン塩酸塩)
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
ジェムザール(ゲムシタビン)による骨髄抑制の発現頻度、発現時期は?
国内臨床試験における白血球減少、好中球減少、血小板減少、ヘモグロビン減少の発現頻度は、それぞれ72.6%、69.2%、41.4%、66.5%でした。また、白血球数、好中球数、血小板数の最低値は、投与開始平均約2~3週間後にあらわれ、最低値発現日から約1週間で回復します。
[解説]
ゲムシタビン単独投与の国内臨床試験における発現頻度は、白血球減少72.6%(2000 /μL未満の減少17.5%)、好中球減少69.2%(1000 /μL未満の減少32.1%)、血小板減少41.4%(5万 /μL未満の減少4.2%)、ヘモグロビン減少66.5%(8.0 g/dL未満の減少13.1%)でした1)。
非小細胞肺癌の国内臨床試験における1コース目の白血球減少発現例、好中球減少発現例、血小板減少発現例での、最低値までの期間の中央値は14~20日でした1)。また、回復までの期間の中央値は7日でした。また、4コース目まで同様の解析を行いましたが、コースを経るに従い、増悪する傾向は認められませんでした1)。
骨髄抑制の発現頻度及び発現時期に関するデータの詳細は適正使用ガイド又はインタビューフォームを参照してください2) 3)。
[引用元]
最終更新日: April 2023
お探しの情報が見つからない場合は、こちら よりお問い合わせください。