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インスリン グラルギン BS注「リリー」 (インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1])
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
経口血糖降下薬からインスリン グラルギンBS注「リリー」への切り替える場合の初期用量と注意点は?
低用量から開始するなど、インスリン グラルギンBS注「リリー」の作用特性を考慮の上慎重に行ってください。2型糖尿病においては、糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分行ったうえで適用を考慮してください。また、投与法及び低血糖に対して患者さん自らも対処できるように十分指導してください。
[解説]
<初期用量>
低用量から開始するなど、インスリン グラルギンBS注「リリー」の作用特性を考慮の上慎重に行ってください1)。
<注意点>
2型糖尿病においては、急を要する場合以外は、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分行ったうえで適用を考慮してください。また、投与法及び低血糖に対して患者さん自らも対処できるように十分指導してください1)。
参考:
糖尿病診療ガイドライン(2024)には、2型糖尿病のインスリン療法に関して以下の記載があります2)。
・目標HbA1cを達成できなかった場合の治療強化の遅れを避けるため、薬物療法開始後およそ3ヵ月ごとに治療法の再評価と修正を検討する。
・血糖降下薬の併用によっても血糖コントロールが不十分な場合、食事・運動療法の再評価とともに、基礎インスリンの追加投与や強化インスリン療法への変更を考慮すべきである。
[引用元]
インスリン グラルギンBS注「リリー」電子添文
日本糖尿病学会: 糖尿病診療ガイドライン2024, 101
最終更新日: March 2025
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