インスリン グラルギン BS注「リリー」 (インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1])
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
インスリン グラルギンBS注「リリー」を過量投与したときの症状は?
インスリン グラルギンBS注「リリー」の過量投与により、低血糖が発現する可能性があります。 低血糖の症状は、脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害等です。
[解説]
インスリン グラルギンBS注「リリー」の過量投与により、低血糖が発現する可能性があります1)。
低血糖の症状は、脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害(意識混濁、昏睡)等があります。とくに徐々に進行する低血糖※では、精神障害、意識障害等が主である場合があります。また、長期にわたる糖尿病、糖尿病性神経障害、β-遮断剤投与あるいは強化インスリン療法が行われている場合では、低血糖の初期の自覚症状(冷汗、振戦等)が通常と異なる場合や、自覚症状があらわれないまま、低血糖あるいは低血糖性昏睡に陥ることがあります1)。
※インスリン グラルギンBS注「リリー」の投与により低血糖が起こることがあります。インスリン グラルギンBS注「リリー」は血液中のインスリン濃度を約24時間、ほぼ一定に保つように作られており、低血糖が起こる時間帯は特定することができません。常日頃から低血糖に対する対応を心がけて下さい2) 3)。
[引用元]
インスリン グラルギンBS注カート/ミリオペン「リリー」電子添文
インスリン グラルギンBS注「リリー」カートリッジ製剤を注射される患者さんへ
インスリン グラルギンBS注「リリー」ミリオペン製剤を注射される患者さんへ
最終更新日: August 2023
お探しの情報が見つからない場合は、こちら よりお問い合わせください。