サイラムザ ® (ラムシルマブ(遺伝子組換え))
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サイラムザ(ラムシルマブ)の肝細胞癌における臨床試験(REACH-2試験)において、サイラムザ(ラムシルマブ)群及びプラセボ群のソラフェニブによる前治療の投与期間は?
REACH-2試験において、ソラフェニブによる前治療の投与期間の中央値はラムシルマブ群4.1ヵ月、プラセボ群4.1ヵ月でした。
[解説]
REACH-2試験において、ラムシルマブ(RAM)群及びプラセボ群のソラフェニブによる前治療の投与期間は以下の通りでした1)。
RAM群:
ソラフェニブの投与期間が5ヵ月未満 56%(110/197例)
ソラフェニブの投与期間が5ヵ月以上 44%(87/197例)
ソラフェニブの投与期間の中央値 4.1ヵ月
プラセボ群:
ソラフェニブの投与期間が5ヵ月未満 60%(57/95例)
ソラフェニブの投与期間が5ヵ月以上 40%(38/95例)
ソラフェニブの投与期間の中央値 4.1ヵ月
[臨床試験名]
REACH-2試験:第Ⅲ相無作為化比較試験(国際共同試験)
ソラフェニブに不耐容、又はソラフェニブによる治療中もしくは治療後に増悪した切除不能な肝細胞癌患者のうち、ベースライン時の血清AFP値が400ng/mL以上の患者を対象に、二次治療としてbest supportive care(BSC)の併用下で、RAMとプラセボを比較する多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照第Ⅲ相試験
[引用元]
Zhu, A. X., Kang, Y. K., Yen, C. J., et al.: Ramucirumab after sorafenib in patients with advanced hepatocellular carcinoma and increased α-fetoprotein concentrations (REACH-2): a randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 3 trial. Lancet Oncol., 20(2): 282-296, 2019(ONC50253)
最終更新日: May 2022
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