ベージニオ(アベマシクリブ)服薬指導サポート
医療関係者の皆様が、服薬指導の際に患者さんと一緒にご覧いただき、服用方法や副作用のご説明をしていただくことを目的としたサイトです。
- 服薬指導時にお役立ていただける医療関係者向け情報をまとめてご確認をいただくことができます。
- 患者さんにご提供可能なウェブサイトへのリンクも掲載しております。
患者さんへの服薬指導時にお役立てください。
1. 服用方法と注意事項
服用方法
1日2回、毎日決まった時間に規則正しく服用しましょう。食事の前後どちらでも服用することができます。
副作用の程度によって、1回の量を減らしたり、一時的に休薬することがあります。
コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。
注意事項
副作用などで飲むのが難しい場合は、主治医に相談しましょう。
決められた時間に服用し忘れたら、1回とばして、次の決められた時間に1回分服用してください。誤って2回分を1度に飲まないようにしましょう。
ベージニオには、一緒にとることでベージニオの副作用が出やすくなったり、効果が弱まったりする食品やお薬があります。他の病院や薬局に行く際は、必ずベージニオを飲んでいることを医師や薬剤師に伝えてください。
グレープフルーツやグレープフルーツジュースは避けましょう。
ベージニオ服用中の血液検査について
治療中は、血液細胞の減少や肝機能の数値の上昇が見られることがあります。これらは自分でわかりにくいため、血液検査で確認します。
検査値によっては、1回の量を減らしたり、一時的な休薬をすることがあります。採血のタイミングは飲み始めから2ヵ月間は2週間ごと、その後1ヵ月ごとが目安です。主治医の指示に従って受診しましょう。
服用期間
手術の後(初期治療)にベージニオを使う場合は、最長で2年間服用し、その後はホルモン療法薬のみを継続します。
再発・転移の治療にベージニオを使う場合は、効果を確認しながらホルモン療法薬と一緒に服用を続けます。
以下の場合は、あらかじめ医師にお知らせください
市販薬を含め、現在何らかのお薬を服用中の方
過去にベージニオ錠に含まれる成分で重篤な過敏症を経験したことがある方
間質性肺疾患のある方、過去に間質性肺疾患になったことがある方
肝臓に重度の障害がある方
妊娠または妊娠している可能性のある方
授乳中の方
2. 副作用の症状と対策
ベージニオ服用中は、以下に示す症状があらわれることがあります。
※ここに挙げた症状はベージニオによる副作用のすべてではありません。
他に気になる症状が見られた場合は、主治医もしくは治療を受けている医療機関に連絡してください。
3. 患者さん向けウェブサイトと資材
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ベージニオ服用患者さん向けの冊子をダウンロードできます。
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