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レットヴィモ ® (セルペルカチニブ)
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<効能共通>レットヴィモ(セルペルカチニブ)の副作用「間質性肺疾患(ILD)」の発現機序、危険因子は?
セルペルカチニブ投与による間質性肺疾患(ILD)の発現機序は不明です。また、特定の背景を有する患者で増加する傾向は認められず、危険因子は特定できていません。
[解説]
セルペルカチニブ投与による間質性肺疾患(ILD)の発現機序は不明です1)。
また、臨床データパッケージに含まれるセルペルカチニブを用いた臨床試験及び海外の製造販売後において、セルペルカチニブ投与中のILDは、年齢、性別、人種にかかわらず発現が認められ、特定の背景を有する患者で増加する傾向は認められておらず、危険因子は特定できていません1)。
一般に既存の肺病変(特に間質性肺炎)、抗悪性腫瘍薬の多剤併用療法は薬剤性肺障害のリスク因子*2)とされているため、ILDのある患者さん又はその既往歴のある患者さんでは、リスクベネフィットを検討の上投与可否を慎重にご判断いただき、ILDの発現又は悪化に注意してください。
*一般的な薬剤性肺障害のリスク因子2)
●年齢60歳以上
●既存の肺病変(特に間質性肺炎)
●肺手術後
●呼吸機能の低下
●酸素投与
●肺への放射線照射
●抗悪性腫瘍薬の多剤併用療法
●腎障害
[引用元]
社内資料:照会事項210309-C-011④(承認時評価資料)
最終更新日: August 2024
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