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FAQ Question FAQ Question faq-answer-q

<肥満症>ゼップバウンド(チルゼパチド)投与による血圧への影響は?


FAQ Answer FAQ Answer faq-answer-a

肥満症の臨床試験である国内第3相試験[GPHZ試験(SURMOUNT-J)]及び国際共同第3相試験[GPHK試験(SURMOUNT-1, 投与72週時)及びGPHL試験(SURMOUNT-2)]における、収縮期血圧、拡張期血圧の変化は以下のとおりでした。

[解説]

本試験には一部承認効能又は効果と異なる成績が含まれますが、承認時評価資料であるため掲載します。


≪GPHZ試験(SURMOUNT-J)における血圧への影響(参考情報)≫

BMIが27 kg/m2以上35 kg/m2未満で肥満に関連する健康障害※1を2つ以上有する、又はBMIが35 kg/m2以上で肥満に関連する健康障害※1を1つ以上有する日本人肥満症患者を対象※2にチルゼパチド投与とプラセボ投与を比較した国内第3相試験(GPHZ試験)において投与72週時の収縮期血圧、拡張期血圧のベースラインからの平均変化量は表1に示すとおりでした。


表1)収縮期血圧、拡張期血圧のベースラインから投与72週時までの変化量(mITT解析対象集団、EAS[GCP違反例を除く])[GPHZ試験(SURMOUNT-J)]1,2)


チルゼパチド
10 mg

(N=72)

チルゼパチド
15 mg

(N=77)

プラセボ

(N=75)

収縮期血圧(mmHg)

ベースラインa)

125.3±1.49

125.7±1.44

125.0±1.46

投与72週時までの変化量a)

(n=66)

-9.8±1.40

(n=74)

-11.1±1.33

(n=66)

1.8±1.39

プラセボ群との群間差[95%CI]b)

-11.6***

[-15.5, -7.7]

-13.0***

[-16.8, -9.2]

-

拡張期血圧(mmHg)

ベースラインa)

79.4±1.06

79.9±1.03

80.0±1.04

投与72週時までの変化量a)

(n=66)

-5.2±1.03

(n=74)

-6.0±0.98

(n=66)

0.5±1.03

プラセボ群との群間差[95%CI]b)

-5.7***

[-8.5, -2.8]

-6.5***

[-9.3, -3.6]

-


a)最小二乗平均値±標準誤差

b)最小二乗平均の差、MMRMによる推定値

*** p<0.001 vsプラセボ群(第1種の過誤の確率を制御していない項目)


≪GPHK試験(SURMOUNT-1, 投与72週時)における血圧への影響(参考情報)≫

2型糖尿病を有しない、肥満又は体重に関連する併存疾患を有する過体重の治験参加者を対象※2に、チルゼパチド投与とプラセボ投与を比較した国際共同第3相試験(GPHK試験)において投与72週時の収縮期血圧、拡張期血圧のベースラインからの平均変化量は表2に示すとおりでした。


表2)収縮期血圧、拡張期血圧のベースラインから投与72週時までの変化量(mITT解析対象集団、EAS[GCP違反例を除く])[GPHK試験(SURMOUNT-1)]3,4)


チルゼパチド
5 mg※3

(N=621)

チルゼパチド
10 mg

(N=623)

チルゼパチド
15 mg

(N=625)

プラセボ

(N=634)

収縮期血圧(mmHg)

ベースライン a)

123.6±0.51

123.8±0.51

122.9±0.51

122.7±0.51

投与72週時の変化量(mmHg)a)

(n=557)

-7.0±0.45

(n=554)

-8.4±0.45

(n=569)

-7.5±0.45

(n=491)

-1.1±0.47

プラセボ群との群間差[95%CI]b)

-5.9***

[-7.2, -4.6]

-7.3***

[-8.5, -6.0]

-6.4***

[-7.7, -5.2]

-

拡張期血圧(mmHg)

ベースライン a)

79.3±0.33

79.9±0.33

79.3±0.33

79.5±0.32

投与72週時までの変化量a)

(n=557)

-5.2±0.33

(n=554)

-5.5±0.33

(n=569)

-4.5±0.32

(n=491)

-1.0±0.34

プラセボ群との群間差[95%CI]b)

-4.2***

[-5.1, -3.3]

-4.5***

[-5.4, -3.6]

-3.6***

[-4.5, -2.7]

-


a)最小二乗平均値±標準誤差

b)最小二乗平均の差、MMRMによる推定値

*** p<0.001 vsプラセボ群(第1種の過誤の確率を制御していない項目)



≪GPHL試験(SURMOUNT-2)における血圧への影響(参考情報)≫

2型糖尿病を有する肥満又は過体重の治験参加者を対象※2に、チルゼパチド投与とプラセボ投与を比較した国際共同第3相試験(GPHL試験)における投与72週時の収縮期血圧、拡張期血圧のベースラインからの平均変化量は表3に示すとおりでした。


表3)収縮期血圧、拡張期血圧のベースラインから投与72週時までの変化量(mITT解析対象集団、EAS[GCP違反例を除く])[GPHL試験(SURMOUNT-2)]5,6)


チルゼパチド
10 mg

(N=302)

チルゼパチド
15 mg

(N=301)

プラセボ

(N=306)

収縮期血圧(mmHg)

ベースラインa)

130.6±0.70

130.2±0.70

131.2±0.69

投与72週時までの変化量a)

(n=286)

-6.1±0.72

(n=276)

-7.5±0.73

(n=269)

-1.1±0.73

プラセボ群との群間差[95%CI]b)

-5.0***

[-7.0, -3.0]

-6.4***

[-8.5, -4.4]

-

拡張期血圧(mmHg)

ベースラインa)

80.1±0.48

79.8±0.49

79.4±0.48

投与72週時までの変化量a)

(n=286)

-2.3±0.43

(n=276)

-3.0±0.44

(n=269)

-0.4±0.44

プラセボ群との群間差[95%CI]b)

-1.9*

[-3.2, -0.7]

-2.7***

[-3.9, -1.4]

-


a)最小二乗平均値±標準誤差

b)最小二乗平均の差、MMRMによる推定値

* p<0.01 vsプラセボ群(第1種の過誤の確率を制御していない項目)

*** p<0.001 vsプラセボ群(第1種の過誤の確率を制御していない項目)


≪GPHK試験(SURMOUNT-1)ABPM補遺における血圧への影響(参考情報)≫

GPHK試験ABPM補遺において投与36週時の24時間収縮期血圧、24時間拡張期血圧のベースラインからの平均変化量は表4に示すとおりでした。


表4)24時間収縮期血圧、24時間拡張期血圧のベースラインから投与36週時までの変化量(安全性解析対象集団[GCP違反例を除く])[GPHK試験(SURMOUNT-1)ABPM補遺]4,7)


チルゼパチド
5 mg※3

(N=111)

チルゼパチド
10 mg

(N=119)

チルゼパチド
15 mg

(N=122)

プラセボ

(N=128)

24時間収縮期血圧(mmHg)

ベースラインa)

125.7±1.00

124.5±0.96

124.4±0.95

123.6±0.93

投与36週時までの変化量a)

-5.8±1.00

-9.0±0.97

-6.1±0.95

1.8±0.93

プラセボ群との群間差[95%CI]b)

-7.7***

[-10.4, -5.0]

-10.8***

[-13.5, -8.2]

-8.0***

[-10.6, -5.3]

-

24時間拡張期血圧(mmHg)

ベースラインa)

72.7±0.73

71.5±0.70

72.4±0.69

71.2±0.68

投与36週時までの変化量a)

-1.6±0.61

-2.5±0.59

0.1±0.58

0.5±0.57

プラセボ群との群間差[95%CI]b)

-2.1*

[-3.8, -0.5]

-3.0***

[-4.6, -1.4]

-0.4

[-2.0, 1.2]

-


a)最小二乗平均値±標準誤差

b)最小二乗平均の差

* p<0.05 vsプラセボ群(第1種の過誤の確率を制御していない項目)

*** p<0.001 vsプラセボ群(第1種の過誤の確率を制御していない項目)


血圧の異常低下による悪影響を評価するために、以下の2つのクラスターを使用して解析を実施しました8)。

・「低血圧」クラスター

  ✓低血圧、起立性低血圧、及び血圧低下の有害事象

  ✓低血圧に関連する可能性がある症状に関する用語(失神、失神寸前の状態、体位性めまい)

・「低血圧(狭域)」クラスター

  ✓低血圧、起立性低血圧、及び血圧低下の有害事象


GPHZ試験において「低血圧」クラスター及び「低血圧(狭域)」クラスターの発現割合は以下の表5に示すとおりでした。また、重篤な「低血圧」クラスターは認められませんでした。


表5)低血圧関連の有害事象の発現割合(安全性解析対象集団[GCP違反例を除く])[GPHZ試験(SURMOUNT-J)]9)


チルゼパチド10 mg(N=73)

チルゼパチド15 mg

(N=77)

プラセボ

(N=75)

低血圧

5(6.8)

2(2.6)

0

体位性めまい

0

1(1.3)

0

起立性低血圧

1(1.4)

1(1.3)

0

血圧低下

1(1.4)

0

0

低血圧

2(2.7)

0

0

失神

1(1.4)

0

0

低血圧(狭域)

4(5.5)

1(1.3)

0

起立性低血圧

1(1.4)

1(1.3)

0

血圧低下

1(1.4)

0

0

低血圧

2(2.7)

0

0

MedDRA/J ver26.0  発現例数(%)


GPHK(投与72週時)及びGPHL試験(Pooled解析)において「低血圧」クラスター及び「低血圧(狭域)」クラスターの発現割合は以下の表6に示すとおりでした。


表6)低血圧関連の有害事象の発現割合(安全性解析対象集団[GCP違反例を除く])[GPHK試験(SURMOUNT-1)及びGPHL試験(SURMOUNT-2)]10)


チルゼパチド5 mg※3(N=624)

チルゼパチド10 mg(N=930)

チルゼパチド15 mg

(N=931)

プラセボ

(N=944)

低血圧

13(2.08)

22(2.37)

27(2.90)

10(1.06)

低血圧

4(0.64)

7(0.75)

13(1.40)

1(0.11)

失神

3(0.48)

6(0.65)

3(0.32)

9(0.95)

起立性低血圧

3(0.48)

4(0.43)

4(0.43)

0

失神寸前の状態

2(0.32)

2(0.22)

5(0.54)

0

体位性めまい

1(0.16)

3(0.32)

2(0.21)

0

血圧低下

0

2(0.22)

1(0.11)

0

低血圧(狭域)

7(1.12)

11(1.18)

18(1.93)

1(0.11)

低血圧

4(0.64)

7(0.75)

13(1.40)

1(0.11)

起立性低血圧

3(0.48)

4(0.43)

4(0.43)

0

血圧低下

0

2(0.22)

1(0.11)

0

MedDRA/J ver25.1  発現例数(%)



※1


本試験における健康障害の定義

耐糖能異常

空腹時血糖値又は0時間経口ブドウ糖負荷試験(OGTT) 110~125 mg/dL、もしくは2時間 OGTT 140~199 mg/dLであり、糖尿病の診断基準を満たさず、糖尿病診療ガイドライン2019で「境界型」として記述される血糖範囲

脂質異常症

トリグリセリド150 mg/dL以上

非アルコール性脂肪性肝疾患

肝臓脂肪含有率(HFF) 5%以上


※2

チルゼパチドの承認されている効能又は効果である「肥満症」は、高血圧、脂質異常症又は耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常等)のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。

・BMIが27 kg/m2以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する

・BMIが35 kg/m2以上


※3

チルゼパチドの承認された「肥満症」の用法及び用量・用法及び用量に関連する注意は以下のとおりです。

6. 用法及び用量(抜粋)

通常、成人には、チルゼパチドとして週1回2.5 mgから開始し、4週間の間隔で2.5 mgずつ増量し、週1回10 mgを皮下注射する。

なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、週1回5 mgまで減量、又は4週間以上の間隔で2.5 mgずつ週1回15 mgまで増量できる。

7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)

7.4 患者の体重減少の程度や本剤に対する忍容性に応じて、週1回5 mgで治療を継続することも考慮すること。



[引用元]

  1. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.4.4.2.7.2.1.1(承認時評価資料)

  2. 社内資料[GPHZ試験(SURMOUNT-J)]

  3. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.4.5.1.8.1(承認時評価資料)

  4. 社内資料[GPHK試験(SURMOUNT-1)]

  5. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.4.5.1.8.2(承認時評価資料)

  6. 社内資料[GPHL試験(SURMOUNT-2)]

  7. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.4.4.2.7.5(承認時評価資料)

  8. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.4.4.2.7.3(承認時評価資料)

  9. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.4.4.2.7.3.1(承認時評価資料)

  10. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.4.4.2.7.3.2(承認時評価資料)

  11. Kadowaki et al. Efficacy and safety of once-weekly tirzepatide in Japanese patients with obesity disease (SURMOUNT-J): a multicentre, randomised, double-blind, placebo-controlled phase 3 trial. Lancet Diabetes Endocrinol. 2025(HMN30838)

  12. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.6.9(承認時評価資料)

  13. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.6.10(承認時評価資料)

  14. ゼップバウンド(肥満症)申請資料概要CTD2.7.6.11(承認時評価資料)



[略語]

mITT=modified intent-to-treat

EAS=有効性解析対象集団

GCP=医薬品の臨床試験の実施の基準

MMRM(mixed model for repeated measures)=繰り返し測定値に関する混合効果モデル

BMI(body mass index)=体格指数



GPHZ試験(SURMOUNT-J) 試験概要11,12)

試験デザイン

第3相、多施設共同、二重盲検、プラセボ対照、無作為化試験

対象注1)

BMIが27 kg/m2以上で2つ以上の肥満に関連する健康障害*を有する又はBMIが35 kg/m2以上で1つ以上の肥満に関連する健康障害*を有する肥満症患者225例(GCP違反が認められた実施医療機関で無作為割付された42例を除く)。なお、糖尿病患者は除外された。


* 組み入れ基準では、耐糖能異常(空腹時血糖110~125 mg/dL又は75 g経口ブドウ糖負荷試験の血糖2時間値140~199 mg/dL)、脂質異常症(空腹時トリグリセリド150 mg/dL以上)又は非アルコール性脂肪性肝疾患(肝臓脂肪含有率5%以上)とした。

方法

チルゼパチド10 mg、15 mg又はプラセボを週1回72週間皮下投与した。チルゼパチドはいずれの投与群でも最初の4週間は初回投与量の2.5 mgで週1回投与し、その後割り付けられた用量に到達するまで4週間ごとに2.5 mgずつ漸増した。用量漸増期間は最長20週であった。

体重管理のための低カロリー食及び運動量の増加を併せて実施した。


GPHK試験(SURMOUNT-1, 投与72週時) 試験概要13)

試験デザイン

第3相、多施設共同、二重盲検、プラセボ対照、無作為化試験

対象注1)

BMIが27 kg/m2以上で高血圧、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群又は心血管疾患のいずれかを有する治験参加者もしくはBMIが30 kg/m2以上の治験参加者2517例(日本人102例)(GCP違反が認められた実施医療機関で無作為割付された22 例を除く)。なお、糖尿病患者は除外された。

方法注2)

チルゼパチド5 mg、10 mg、15 mg又はプラセボを週1回72週間皮下投与した。チルゼパチドはいずれの投与群でも最初の4週間は初回投与量の2.5 mgで週1回投与し、その後割り付けられた用量に到達するまで4週間ごとに2.5 mgずつ漸増した。用量漸増期間は最長20週であった。

体重管理のための低カロリー食及び運動量の増加を併せて実施した。

結果

<有効性>

体重のベースラインから投与72週時点の変化率は、ゼップバウンド5 mg群においてプラセボ群に対する有意差があり(p<0.001)、10 mg群及び15 mg群においてはプラセボ群に対する優越性が検証された(p<0.001)。

投与72週時点の体重が5%以上減少した治験参加者の割合は、ゼップバウンド5 mg群においてプラセボ群と比較して有意に高く(p<0.001)、10 mg群及び15 mg群においてはプラセボ群に対する優越性が検証された(p<0.001)。


<安全性>

安全性の後観察期間である投与76週までの有害事象発現割合は、ゼップバウンド5 mg群80.9%(505/624例)、10 mg群81.8%(514/628例)、15 mg群78.8%(495/628例)、プラセボ群71.9%(458/637例)であった。ゼップバウンド群の主な有害事象(いずれかの群で発現割合5%以上)として、悪心ではゼップバウンド5 mg群154例(24.7%)、ゼップバウンド10 mg群210例(33.4%)、ゼップバウンド15 mg群195例(31.1%)、下痢ではそれぞれ118例(18.9%)、134例(21.3%)、144例(22.9%)、COVID-19ではそれぞれ94例(15.1%)、98例(15.6%)、82例(13.1%)、便秘ではそれぞれ104例(16.7%)、109例(17.4%)、74例(11.8%)、消化不良ではそれぞれ56例(9.0%)、61例(9.7%)、70例(11.1%)、嘔吐ではそれぞれ52例(8.3%)、68例(10.8%)、77例(12.3%)、食欲減退ではそれぞれ59例(9.5%)、73例(11.6%)、54例(8.6%)、頭痛ではそれぞれ41例(6.6%)、43例(6.8%)、41例(6.5%)、腹痛ではそれぞれ31例(5.0%)、33例(5.3%)、31例(4.9%)、脱毛症ではそれぞれ32例(5.1%)、31例(4.9%)、36例(5.7%)、浮動性めまいではそれぞれ26例(4.2%)、35例(5.6%)、26例(4.1%)、おくびではそれぞれ24例(3.8%)、33例(5.3%)、35例(5.6%)、注射部位反応ではそれぞれ18例(2.9%)、36例(5.7%)、29例(4.6%)であった。プラセボ群の主な有害事象(発現割合5%以上)はCOVID-19 90例(14.1%)、悪心61例(9.6%)、下痢46例(7.2%)、頭痛42例(6.6%)、便秘37例(5.8%)であった。



GPHK試験(SURMOUNT-1)ABPM補遺 試験概要13)

試験デザイン

第3相、多施設共同、二重盲検、プラセボ対照、無作為化試験

対象注1)

BMIが27 kg/m2以上で高血圧、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群又は心血管疾患のいずれかを有する治験参加者もしくはBMIが30 kg/m2以上の治験参加者2517例(日本人102例)(GCP違反が認められた実施医療機関で無作為割付された22 例を除く)。なお、糖尿病患者は除外された。

方法注2)

チルゼパチド5 mg、10 mg、15 mg又はプラセボを週1回72週間皮下投与した。チルゼパチドはいずれの投与群でも最初の4週間は初回投与量の2.5 mgで週1回投与し、その後割り付けられた用量に到達するまで4週間ごとに2.5 mgずつ漸増した。用量漸増期間は最長20週であった。

体重管理のための低カロリー食及び運動量の増加を併せて実施した。


GPHL試験(SURMOUNT-2) 試験概要14)

試験デザイン

第3相、多施設共同、二重盲検、プラセボ対照、無作為化試験

対象注1)

2型糖尿病を有するBMIが27.0 kg/m2以上の治験参加者912例(日本人41例)(GCP違反が認められた実施医療機関で無作為割付された26 例を除く)

方法

チルゼパチド10 mg、15 mg又はプラセボを週1回72週間皮下投与した。チルゼパチドはいずれの投与群でも最初の4週間は初回投与量の2.5 mgで週1回投与し、その後割り付けられた用量に到達するまで4週間ごとに2.5 mgずつ漸増した。用量漸増期間は最長20週であった。

体重管理のための低カロリー食及び運動量の増加を併せて実施した。


注1)チルゼパチドの承認されている効能又は効果である「肥満症」は、高血圧、脂質異常症又は耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常等)のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。

・BMIが27 kg/m2以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する

・BMIが35 kg/m2以上


注2)チルゼパチドの承認された「肥満症」の用法及び用量・用法及び用量に関連する注意は以下のとおりです。

6. 用法及び用量(抜粋)

通常、成人には、チルゼパチドとして週1回2.5 mgから開始し、4週間の間隔で2.5 mgずつ増量し、週1回10 mgを皮下注射する。

なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、週1回5 mgまで減量、又は4週間以上の間隔で2.5 mgずつ週1回15 mgまで増量できる。

7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)

7.4 患者の体重減少の程度や本剤に対する忍容性に応じて、週1回5 mgで治療を継続することも考慮すること。


最終更新日: May 2026

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