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ケサンラ ® (ドナネマブ(遺伝子組換え))
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、製品情報ページにある最新の電子化された添付文書をご確認ください。
脳内タウ蓄積が確認できなかった場合でも、ケサンラ(ドナネマブ)は使用できるのか?
電子添文上、脳内タウ蓄積の確認の必要性に関する規定、及び脳内タウ蓄積の程度による使用制限に関する規定はなく、使用は可能です。また最適使用推進ガイドラインでは、「現時点におけるタウPET 検査の医療実態等を踏まえ、当面の間はタウ蓄積の検査を求めないこととする」とされています。
[解説]
電子添文上、脳内タウ蓄積の確認の必要性に関する規定、及び脳内タウ蓄積の程度による使用制限に関する規定はなく、使用は可能です。ただし、ドナネマブの投与に先立ち、flortaucipir(18F)を用いたPET検査を実施した場合はその結果等を考慮した上で、本剤投与の可否を判断することと規定されています1)。
最適使用推進ガイドラインでは、「添付文書の効能又は効果に関連する注意において、本剤の投与に先立ち、Aβ病理に関する検査結果、ADの病期、flortaucipir(18F)を用いたPET検査を実施した場合はその結果等を考慮した上で、本剤投与の可否を判断することと記載されているが、現時点におけるタウPET 検査の医療実態等を踏まえ、当面の間はタウ蓄積の検査を求めないこととする」とされています2)
[引用元]
最適使用推進ガイドライン ドナネマブ(遺伝子組換え)
[略語]
AD=アルツハイマー病
Aβ(amyloid-beta)=アミロイドβ
PET=陽電子放出断層撮影法
最終更新日: November 2024
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