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葉酸を併用してもアリムタ(ペメトレキセド)の有効性に影響はないか?
ペメトレキセドを適量の葉酸と併用しても有効性に問題ないことが基礎試験や臨床試験で示されています。
[解説]
ペメトレキセドを適量の葉酸と併用しても有効性に問題ないことが基礎試験1)や臨床試験2)で示されています。
葉酸等の投与にはレスキュー(副作用がみられた際に葉酸を大量に投与し、葉酸代謝拮抗剤の作用を競合的に減弱させることを目的とする治療)と、コンディショニング(血漿中ホモシステイン濃度を一定値以下に抑制し、薬剤の副作用の発現を予防することを目的とした治療)の2つの側面があります3)。
ペメトレキセド投与時の葉酸投与の目的はコンディショニングであり、葉酸とビタミンB12の欠乏により血漿中のホモシステインレベルが上昇して、副作用発現リスクが高まることを予防することを目的としています3)。
マウスを用いた実験で、一定量の葉酸を併用することでペメトレキセドの広い用量範囲(10~1000 mg/kg/day)で有効性を維持しながら毒性を軽減できることが示されています1)。
[引用元]
Worzalla, J. F., Shih, C., Schultz, R. M.: Role of folic acid in modulating the toxicity and efficacy of the multitargeted antifolate, LY231514. Anticancer Res, 18(5A): 3235-3239, 1998(ONC05506)
Scagliotti, G. V., Shin, D. M., Kindler, H. L., et al.: Phase II study of pemetrexed with and without folic acid and vitamin B12 as front-line therapy in malignant pleural mesothelioma. J Clin Oncol, 21(8): 1556-1561, 2003(ONC10661)
アリムタ審査報告書(悪性胸膜中皮腫)
最終更新日: August 2025
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